府中松平氏治下の宝永年間(1704~11)頃、従来の「かわらけ町」から「幸町」に改称。国府で用いられた土器の製造所があったとされる。町内には「府中三光宮」の1つである日天宮が鎮座する。
山車全体
2層目内側に「祝講和記念」紀元二千六百十一年 昭和二十六年十月起 昭和二十七年三月竣工 壮年會発起人として30名の名前が書かれている。
[材質]
ケヤキ
[作成年代]
昭和27年(1952)
[製作者]
島田章五郎、海老澤幸次郎、足立滿則、鈴木興四郎、海老澤幸芳、島田實、車大工松田萬吉
[寸法(縦×横×高さ)]
3900×2600×4500mm
第1層2000(奥行3000)mm
[祭礼時以外の保管場所]
山車小屋
山車人形「武甕槌命」
昭和27年(1952)に山車を新調した際に、鹿島神宮付近で人形を所有していた方より譲り受けたもの。左手には剣を持ち、右手は遠くを眺めるようにかざしている。人形の顔で左目が赤くなっているのは、戦場で左目を槍で刺されたと伝承されている。
[材質]
キリなど
[作成年代]
不明
[製作者]
三代目大澤舟泉
[寸法(高さ×幅)・重量]
1800×600mm・10kg
[祭礼時以外の保管場所]
祭礼倉庫
獅子頭
昭和49年(1974)に獅子頭を新調する際、一緒に表面塗装を改修した。改修にあたり、獅子頭に打ち付け補修していた鎹はバケツ一杯分あり、鎹の分重い獅子頭であった。顎が大きく開いて揉みにくいため、紐で結んでいる。
[材質]
キリ
[作成年代]
不明
[製作者]
不明
[寸法(縦×横×高さ)・重量]
700×570×730mm・23(口紐含む24)kg
[祭礼時以外の保管場所]
祭礼倉庫
獅子全体
2輪仕様。車大工の松田家製の大八車にトラックのタイヤが取り付けられる。分解保管された部材を毎年8月末から9月初めに青年會が組み上げる。
[材質]
小屋:ヒノキ 幌:木綿
[作成年代]
平成元年(1989)
[製作者]
小屋:島田大工末から9月初めに青年會が組み上げる。
[小屋寸法(縦×横×高さ)]
4000×2000×2300(3160)mm ※括弧内は飾りを含んだ高さ
[祭礼時以外の保管場所]
日天宮倉庫